艶は、交わりに宿る──


──その躰は、まだあまり多くを知らない。
しかし、欲望の扉の前でもう小さく震えている。

〇〇〇〇と日本の血が混ざり合って生まれた、美しき秘宝。

白い肌にエキゾチックな陰り、整った顔立ちに漂う異国の艶。
だが彼女の本質は、もっと奥にある。

彼女はまだ経験が浅い。
しかし触れられることを怖がっていない。
むしろ、それをどこかで――
「ちゃんと、知りたい・・」
そう心の奥で願っているような、危うい純潔。

19歳という年齢が許す、あまりにも無防備な柔らかさ。
抱き寄せれば、くびれた腰が自然と沿い、
指を這わせれば、誰も知らなかった反応が花のように咲き乱れる。

「そんなとこ・・知らないのに・・ああ・・」
その言葉に男は理性を失っていく。

そんな彼女は大の映画好き。好むジャンルはサスペンスとホラー。
怖いのに、ドキドキするものを選んでしまう。
きっと彼女自身も、“怖くて気持ちいい”ものに惹かれる女。
恋も、快楽も、その延長線上にあるとどこかで知っている。

「わがまま、聞いてくれる人が好き。
　それと…いっぱい笑ってくれる人。
　だって、笑ってくれたら…わたし、きっと全部、許しちゃうから。」

M気質で甘えん坊。
その反面、今にも溶けそうなほど熱い危険な好奇心。


Arrietty【アリエッティ】
それは、まだ完成していない“快楽の原石”。
あなたの指先ひとつで、
その少女は、女へと変わっていく──
甘く、淫らに、ただ一人の男の色に染まりながら。